新築住宅
F邸新築工事
長期優良住宅基準で家を作りました。(耐震等級-3、断熱等級-3)
施主様の家つくりに協力させていただきました。
建て方状況
一般的には機械加工(プレカット)が主流ですが、弊社の施工は、12cm巾の材料を使用した、大工さんによる手刻み加工が基本です
(弊社の方針であり、歴史的建物は、計算では表現できない強度や良さがあります。)
屋根下地
構造用合板が主流です。熊本型復興住宅でも、構造用合板が基本です。
耐震等級を確保する為ですが、弊社のこだわりで杉の無垢材を使用しています。
屋根火打ちを増やす事で、耐震等級3も確保しています。
断熱工事
屋根断熱を採用しました。セルロースファイバー180mmの吹き込みです。
壁は、120mm吹き込みで施工しています。
LDK
平屋建てですので、天井を斜め天井とし高くしました。
構造材である梁も化粧とし、天井は桧板無垢材です。
天井に変化を持たせると、子供たちがのびのびと成長するそうです。
確かに、天井が水平だと押さえつける感じがしますよね。
キッチン
施主の希望で、キッチン廻りを廻れる対面タイプとしました。
スペースも必要ですが便利だそうです。
右側の扉は収納庫です。見た目だけではなく、機能性も重視しています。
冷蔵庫
キッチン収納の奥行きは、45cm程度、冷蔵庫の奥行きは、60cm程度です。
今回の平面プランでは、冷蔵庫裏にユニットバスを設置しています。
柱の厚みだけ(12cm)壁をずらす事で、収納と冷蔵庫の差が小さくなり邪魔にもなりません。
子供机
LDKに作り付けの子供用机を設置しました。
書き物をしますので、ケヤキ材という硬い材料です。
机の裏は、全面作り付けの本棚です。
手洗い
玄関横に、陶器製の手洗いを設置しました。
トイレ用でもあります。
和室
LDKの横に、和室を配置しています。
琉球表を使用し、千鳥模様を演出しました。
地袋障子からの光も、やわらかく感じます。
敷居(木製建具の下枠)
弊社では敷居に竹レールを埋め込んでいます。
すべりが良く、磨耗したとしても、簡単に交換でき、実用的です。
敷居が磨り減り、建具のすべりが悪くなって困っていらっしゃる方はおられませんか?
押入れ
ボードにクロス貼りや、合板が多いとは思いますが、弊社のこだわりで内部仕上げは、杉無垢材が基本としております。
押入れは、湿気がこもり易く無垢材は調湿作用があり変な匂いもしません。
不燃材を使われる方も多いですが、厚みを考慮すれば問題ありません。