会社概要
家作りに思う事
暑い季節になりますといつも思い出すのが、日本の住宅(特に熊本)は「夏を常とすべし」という言葉です。現代の住宅におきましては、当たり前の話かもしれませんが、エアコン等冷暖房が整備された住宅が多いですよね。でもエアコンが無かった時代はどうしていたのでしょうか?
熊本の場合、夏はどちらから風が吹く場合が多いかを考えますと、南風とか東風と聞きます。そうであるならば、南面や東面に開口部を設けて風を吹き込み、北面や西面に風を抜く間取りが良いですよね。古民家をみますと南面に縁側を配置しているのが多いのは、その事を考慮しての事だと考えさせられます。
建築基準法が改正され、開口部も少なくなりました。耐震補強を考えますと昔風の間取りが作りにくくなったのは時代の流れかもしれません。自然の風を入れるのではなく、機械換気によりまして、人間生活を楽にする考え方も良いのかもしれません。でも、自然を感じながら縁側に座ってスイカを食べる風景が少なくなったのは寂しい気がします。
私の子供たちも勿論そうなのですが、暑くなりましたら窓を開けるのではなく、すぐにエアコンのスイッチを入れそうになります。昔は窓を開けて涼んでいると「カブトムシ」や」「鬼ヤンマ」が飛び込んできた事を話しましても実感がわかないようです。勿論「蚊帳」の話をしても知りません。みなさんの家庭にはまだ有りますでしょうか?窓を開けるにしましても網戸が整備してある昨今、蚊帳は不要になったようです。(雷予防に使用されていらっしゃる方はおられるかもしれませんが?)
住まいは、家族仲良くそして楽しく安全に生活できる「家」が一番です。ログハウス」や「輸入住宅」もあります。いろんな間取りや、建て方があって良いと思います。今でも、土壁や貫を使った「伝統工法」で建てられる方々もいらっしゃいます。「スイッチやコンセントの高さも同様で。標準はあっても、絶対値はありません。
新しい材料や技術もできました。でも「シックハウス症候群」などの新しい病気も発生しております。不思議です。いかに先人達が風を利用するなど「自然界の力を利用する」智恵を持っていたということかもしれません
個人個人で考え方が違うとは思いますが、住まれる方が満足され、健康で家族仲良く安全に生活できる家作りが一番です。
家を新築したら、家族が毎日笑顔でいられるなんて良いですよね。
差し金裏面のヒミツ
差し金の内側から1尺2寸まで文字が刻み込まれています。
この面には「財、病、難、義、官、刧、害、吉」の8文字が書かれ吉凶を占うのに使ったと言われています。
他に・・・門尺、唐尺、魯班尺とも言われます。
唐尺では、1尺2寸を8等分に割り(1区割り1寸5分)4文字は吉、あとの4文字は凶となり、良い区割りの文字内に収まる様に鬼門を占うようです。
昨今、一般住宅で唐尺を使うことは減っており、神社仏閣建築以外では使われていない様です。
【財】・・・吉-福穂・財宝・天富星
この寸法の中に入れば、幸せ良く、財宝を得る、建築では棟木や大黒柱の寸法に用いる
【病】・・・凶-絶命・病気・天疾星
この寸法の中に入れば、家内一同が病気多く、悪き事が多し
【難】・・・凶-禍害・離散・天逃星
この寸法の中に入れば、早く親と別れ、子供とも離れ、全てのこと悪し
【義】・・・吉-游年・義侠・天願星
この寸法の中に入れば、全てのこと良く、幸せで思い通りになる
【官】・・・吉-天屋・官進・天爵星
この寸法の中に入れば、家の者出世して、すべての者、長生きができる
【刧】・・・凶-遊離・盗難・天刃星
この寸法の中に入れば、家の者に非義、非道が生まれ、散財、盗難のおそれがある
【害】・・・凶-絶対・災害・天破星
この寸法の中に入れば、家の者、死人多く、災難も多く、不吉の寸法である
【吉】・・・吉-生家・名誉・天祥星
この寸法の中に入れば、すべてのこと望み通りになり、なすことすべて発展する
会社概要
会社名 | 有限会社 野中建設 |
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よ み | ユ)ノナカケンセツ |
設 立 | 昭和24年5月 初代野中誠道が創業 平成4年1月 法人化 現在は2代目野中誠二が社長を勤める |
代表者 | 野中誠二 |
所在地 | 〒861-0551 熊本県山鹿市津留1774 |
電 話 | 0968-43-3028 |
FAX | 0968-43-8750 |
業務内容 | 新築住宅、リフォーム事業、福祉施設施工、一般歴史的建造物、官公庁 |
従業員数 | 大工4人(60代×1名、50代×1名、30代×1名、20代×1名)、事務2人 創業約70年、熊本県山鹿市を中心に手加工に拘り、歴史的・伝統的建造物に対する設計施工を中心に新築・補修工事等を行っています |
主な資格
一級建築士 一級建築施工管理技士 建築仕上げ改修施工管理技術者 震災復旧震災建築物被災度区分判定復旧技術者 熊本県近代和風建築総合調査調査員 既存住宅現況検査技術者 歴史的建造物被災状況調査調査員 建築士会インスペクター FRPグリッド基礎補強工法設計施工技術 平成27年度被災建築物応急危険度判定士 文化財ドクター ヘリアージマネージャー※1 ※1「歴史文化遺産保全活用推進員」社会的に認められた建築の専門家(建築士等)さらに歴史文化遺産の保全活用の手法を修得した者のこと |